『他人の目』が気になる人へ

水島先生の本を読んだ。

他人の目を気にするかしないかの分かれ道は、
他人の評価についての認識の違い みたい。

①他人の目を気にする人=評価は絶対的
② 〃 気にならない人=評価は一時的、主観的

他人の目が気になりやすい人は
・批判的、心配性、過干渉の人が身近にいた人
・いじめにあったことがある人

悪い評価(プチトラウマ)に満ちた環境で、
一方的に何かを押し付けられて育った人だ。

自分のありのままを安心して出せない
→傷つけられない為に『他人の目』を気にする

逆に、あまり気にしないは、
人それぞれものの見方が違うことを学んできた人

私は小さい頃から、人からどう思われるかが一番大事なこととして、常に注意されて育ってきた。

他人の目を気にする最たる病気が摂食障害
こうなってしまったのは仕方ないことだったのね。

・他人の目を気にすればするほど自信は失う
=『まな上の板の鯉』状態
・他人のネガティブな言葉は真実じゃない
・自信はつけるものではない
・ありのままをどう認めていくのか

等々、なるほどということが沢山書いてあった。

で、結局、他人の目を気にしないようにするにはどうしたらよいか。

①自分のありのままをそのまま認める
→できないのは努力が足りないのではなく限界

これ、結構救われました。

病院で辛い気持ちを切々と訴え、
どうしたら良くなるかを聞くと、
もう充分すぎるくらい頑張ってます。
これ以上頑張らないでください、と言われていた。

努力することは素晴らしいことだけど、その気持ちが強すぎることが病気を長引かせてる、と…。

全然納得いかなかった。

でも、本を読んで、
先生が言いたかったことが何となくわかった。

今、やる気がでないのは理由があったんだ。
努力が足りないんじゃなくて、今、限界なんだ。

今の自分を許すことから始まるんだ。


②『評価される対象』から『感じる主体』へ

これ、結構難しい。
自分がどお感じてるか、さっぱりわからない。

でも、
なかなか感じられないということは、それほど自分は過酷な状況にいたということ。
どんな人にも感じる力は備わってるということ。
そして、どんな感情でも評価せずに感じた自分をほめてあげること。

とあった。

他人にどう思われるか、よりも、
自分が心地よいと感じられることにシフトしていく

まずは今の自分をまるごと受け入れられるよう、
焦らずやってみようと思う。