底着き体験を聞いて感じたこと

今回は真面目な話(笑)

底着き体験を聞いていて感じたこと。

それは、
苦難や酷いマイナス体験苦難が大きければ大きいほど、気づきや幸せ感プラス面が大きいということ。

そして人は相反するものと比べることでしか感じ取れるということ。

死の一歩手前まで感じたから断酒に踏み切れた。
そして健康でいられることの素晴らしさを誰よりも深く実感できる。

飲酒時代の生活がひどければひどいほど、
普通に暮らせることの素晴らしさ、幸せ、平和を感じられる。

飲めない人の当たり前の日常より、
飲酒で苦しんだ元飲ん兵衛だからさこそ感じることができる素面の素晴らしさ

相反するものというのは、
例えば、毎日美味しい炊きたての魚沼産のお米を食べてたら、おいしいのが普通。特段それほどおいしいとも、有り難いとも思わない。
でも不味いご飯を食べれば、どんなに今まで食べていたのがおいしかったか、ありがたかったかわかる、みたいな。
上手な例えができないけど。

私は時々エネルギーが切れて時々落ち込む
それも引きこもる位の重度の落ち込み(笑)。

だからオフ会に行けただけでもものすごく嬉しいし、人と触れあえる喜びを感じられる。
だから嬉しさ感動があふれでてテンションマックスになってしまう。

そして、辛い経験が今の自分を作っているという事実。

あの酷い経験があったからこそ変われた 気づけた

逆にその時はいいと思ってたことが、今思えば悪影響だった。

例えば飲んでた頃。
飲み会でチヤホヤされていい気になってた。
会社から家も近くて、どんなに酔っ払ってもタクシーで帰れた。
すごい恵まれてると思ってた。
高いお酒もジャンジャン飲める。しかも無料で。

でもそういう日々がそれがアルコール依存症のきっかけだった。

田舎に引っ越しタクシーで気軽に帰れなくなった。
酔っ払えば帰宅難民(笑)になる危険性がでた。
ものすごいマイナスだと思ってたけど、
遠くに引っ越したことで、自分の飲酒について考えるようになったり、節酒(失敗したけど)したり、断酒するきっかけになった。

友達が多ければ多いほど、楽しい時間は増える。
けど、お金も時間もエネルギーも失う。

昨年親族で色々なゴタゴタがあった。
それも底着き並の結構なゴタゴタ。
でもそのおかげで人間関係の断捨離という新たな境地に踏み出せた。

仕事で理不尽なことが多かった。
そのおかげで仕事が何よりも一番だった考えがかわった。嫌われてもいいやと思えるきっかけになった。

お酒の全く飲めない上司に変わった。
そのおかげで会社の断酒生活がスムーズだった

何を言いたいかというと、
今ものすごく辛い体験や境遇にいたとしても、
それがものすごくつらければつらいほど、
それと同じだけのものすごく大きな気づきや恩恵が必ずあるということ。

なぜなら世界はバランスだから
物理の普遍の法則だから

不幸は幸福の始り。

嫌なことが起きたらやった!って思う!
逆にいいことがあったら少し用心する。

そんなことを感じました。